徳山村
(岐阜県揖斐郡  2002/9/1)
岐阜県の有名な廃村である徳山村、ダム計画の為に昭和62年村民全員が立ち退き。隣村の藤橋村に併合された(現在は藤橋村自体が揖斐川町に併合されている)。
初めて訪れたのは平成10年。前日に藤橋村のおばあさんにひょんな事から宿をお借りした上に色々お話を伺う事ができた。翌日訪れた徳山村小学校は保存状態もよく、廃墟好きの自分は感激ひとしおだった。


その後、合わせて5回訪れその度に廃校の状態は悪くなっていったが、今回の訪問では、あまりものひどさに唖然とした。最初の感動が大きかっただけにこれ以上の人為的荒廃ぶりを見るのはしのびがたく、この村を訪れるのはこれを最後にしようと思った。

廃村神社碑 廃村内の神社。最初に来た頃はまだ面影が残っていたが現在はこの石柱と看板ぐらいでしか神社であった事を確認する事は難しい。
看板にはここから更に登った所にある城跡の説明が記載されていた。登り口がダムで沈んでしまったら行く事はできなくなるのであろうか。

廃村看板 建物はほぼ取り壊されてしまっているが、電柱や看板はいくつか残っている。
しかしパチンコ屋のものとは思えない程、地味な看板。あまり外の村から客が来ていたとは思えないのでこれくらいでよかったのかもしれない。

廃村道 写真には写っていないが、家の土台等が残っている。

廃校 残存する小学校跡。
最初に来た頃は子供達の粘土細工等が残り、黒板の落書き以外目立った痛みも無かった。
残念ながら、訪れる度に壁等への落書き、ガラス・戸・シャッター・備品の破壊が進んでいったが、今回は写真をとるのをためらう程だった。
廃村、廃墟、どこでも見受けられるがこの山の中でも来訪者による破壊がすすんで行く事は非常に哀しい。
ここを卒業していった生徒達はこれを見てどう思うだろうか。

ダム そして工事は進む、いずれ道も看板も神社も学校も沈む。

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